猫島として有名な香川県の「佐柳島」。
今回は、猫目的で佐柳島を訪れる人に向け、「ここに行けば、猫と会える確率が高いよ!」という「猫スポット」の情報をお伝えします。
佐柳島の猫スポット
・佐柳本浦港周辺
・旧本浦港周辺
・佐柳八幡神社
・旧佐柳簡易郵便局
・ネコノシマホステル周辺
・長崎墓地・稲荷神社周辺
佐柳島の猫スポットは、全部で6か所。
「飛び猫」スポットも含め、ほとんどが南側の本浦地区なので、日帰りなら本浦地区だけでも十分です。
逆に、泊まりなら「北の稲荷神社周辺」も行くのがおすすめ。
猫が多いわりに、人が少なくて良いですよ。
佐柳本浦港周辺
ほとんどの観光客が下船する「本浦港」の周辺も、猫スポットのひとつ。
この辺りは、常に10匹くらいはいたと思います。
待合室の前や広場にはベンチがあり、座って猫たちと遊ぶこともできます。
観光客や「フェリー待ちの人」も多くいる場所なので、のんびり遊びたい方には向かないかも。
旧本浦港周辺
本浦港から少し南に歩くと「旧本浦港」が見えてきます。
この周辺でも、7~8匹の猫たちを見かけました。
このあたりの猫たちは「旧本浦港」から「南部の墓地」の間の道沿いに数匹ずつバラバラにいる感じ。
「飛び猫」を撮りたい方は、ここの猫たちにお願いすることなります。
こうした「堤防の隙間」をジャンプしてもらうことで、「飛び猫」が撮影できます。
エサを、堤防の「ジャンプする側」と「着地側」の両方に置くと良いらしいですよ。
佐柳八幡神社
本浦港から、北に5分ほど歩くと見えてくるのが「佐柳八幡神社」。
この南側の壁沿いが猫スポットです。
隣のお宅の方がエサやりされているようで、エサ皿があり、その周辺に7~8匹の猫がかたまっています。
旧佐柳簡易郵便局
佐柳八幡神社のすぐ北には、現在は閉鎖されている郵便局があります。
郵便局の自動ドアの前にもエサ皿が置かれており、ここもエサやりポイントのよう。
郵便局には、数匹の猫たちがいます。
ネコノシマホステル周辺
佐柳島唯一の宿泊施設である「ネコノシマホステル」。
こちらでも猫を飼われており、周囲にも数匹の猫たちを見かけました。
宿泊客以外の方は、猫を追ってホステル内に立ち入ってしまわないよう注意しましょう。
中庭にいる猫たちとゆっくり遊びたいなら、ぜひ宿泊を。
僕も実際に泊まりましたが、猫好きにはおすすめの宿ですよ。
長崎墓地・稲荷神社周辺
長崎港からさらに北、「お墓の手前の稲荷神社」あたりに、猫がかたまっているポイントがあります。
この神社の南側が「佐柳島猫を見守る会」の会長の池田さんの土地で、猫たちが遊べるようビニールハウスや公園などを作ってらっしゃるよう。
そのため、このあたりに猫が集中しているようです。
このあたりの堤防は座りやすく、通行の邪魔にもならず、エサもあげやすいです。
海を見ながらのんびりと、猫たちと戯れられますよ。
猫たちと遊ぶ際の注意点
・ゴミは必ず持ち帰る。
・家の敷地に勝手に入らない。
・エサは食べきれるよう少しずつあげる。
・道路の真ん中でエサを上げない。
本浦港・長崎港には「ネコを見に来たみなさまへ」という注意喚起の張り紙があるので、まずは目を通しておきましょう。
書いてあるのは基本的なことばかりですが、「ネコを追いかけてたら家の敷地に入ってしまった」「気づいたら道路でエサをあげてた」などはやってしまいがち。
ときどき、「何かダメことをしていないか」と、意識的に確認しましょう。
エサをあげすぎない
観光客の一番の問題は、猫たちへの「エサのやりすぎ」だとか。
特に、帰り際に「最後だから」「持って帰ってもしょうがないから」と、エサをばらまいていく人もいるようです。
エサのやりすぎは、猫たちの免疫力低下や病気につながります。
もしエサが余ったら、ネコノシマホステルや本浦港で引き取ることもできるようなので、一度相談してみましょう。
最初に少しエサをあげるだけで(というか、そもそもあげなくても)、なついてくれる子も多いですよ。
引っ掻かれないよう注意
佐柳島の猫たちは、餌付けされ人慣れしているとはいえ、ほとんどは「去勢されていない野良猫」です。
警戒心が強い猫もいるので、エサをあげる時は引っ掻かれないよう注意を。
(↑ドライフードを手で直接あげようとしたら、引っ掻かれました)
2日くらい、小指が曲げれないくらいパンパンに腫れたので気を付けてください…。(「猫のひっかき病」と言う感染症です)
まとめ
・佐柳島の猫スポットは6か所。
・短時間なら本浦地区だけでOK。
・エサのあげすぎには注意する。
以上、「佐柳島の猫スポット&注意点」でした。
気候の良い春秋の、「天気の良い日」に行けば、たくさんの猫たちと会えると思いますよ!
楽しんできてくださいね。
それでは。