猫島として有名な瀬戸内海の離島、「佐柳島」。
その佐柳島には「ネコノシマホステル」という宿があります。
僕も実際に宿泊しましたが、「廃校をリノベ―ションした雰囲気ある内装」「海辺のロケーション」「たくさんの猫たち」と、なかなかユニークで魅力的な宿でした。
今回は、この「ネコノシマホステル」についてご紹介したいと思います。
基本情報
旧佐柳島小中学校の校舎をリノベーションし、2017年にオープン。
佐柳島で唯一の宿泊施設です。
カフェ「喫茶ネコノシマ」も併設しており、こちらも佐柳島唯一の飲食店となっています。
アクセス
宿は本浦地区・長崎地区のほぼ中間に位置し、どちらの港からも歩いて約15分。
「両地区を結ぶ一本道」の道路沿いにあるので、迷うこともありません。
目の前が海なので、見晴らし抜群の立地です。
宿泊だけでなく、「集落間を移動する際の休憩場所」として喫茶に立ち寄るのも良さそう。
宿泊について
宿泊代
1泊:6,500円
客室タイプにかかわらず、一人につきこの料金。
僕の宿泊時(2024年4月)は5,500円でしたが、現在は料金改定で値段が少し上がっています。
予約
宿泊予約は、ネコノシマホステルの公式サイトの「空室・予約」から。
2か月先まで予約できますが、「空室カレンダー」を見るとわかるように、満室の日も多いです。
客室は4部屋しかないですし、月火の定休日に加え時々長期休みがあり、泊まれる日も限定されます。
なので、日程が決まれば早めに予約しておくのがおすすめ。
客室
客室は全部で4部屋。すべて違うタイプ(内装)のお部屋です。
・資料室(1~3名)
・図工室(1~3名)
・図書室(1~4名)
・理科室(1~4名)
元の部屋の備品なども、インテリアとして活用しているようです。
チェックインは17:00から、チェックアウトは10:00までで、ベッドメイクはセルフ。
鍵が独特なので、コツを掴むまではちょっとやりにくいかも。
・Wi-Fi
・エアコン
・冷蔵庫
・電気ポット
シンプルな部屋ですが、必要最低限の設備は整っています。
部屋によるかもしれませんが、電源の位置がやや遠かったり、ベッドサイドになかったりしたので、「延長コード」があれば便利。
あとは、木造校舎を利用しているので防音がイマイチ。気になる方は「耳栓」を準備したほうがいいかも。
ちなみに図工室に泊まる場合、隣が猫部屋なので、時々がりがりと「爪とぎ音」が聞こえてきます。
共同トイレ・シャワー
トイレ・シャワーは共同で、客室とは別の棟にあります。
こちらもきれいにリノベーションされています。
トイレはすべて温水洗浄機付き便座、ドライヤーもひとつあり、シャワー室はリンスインシャンプー・ボディソープが備え付けです。
バスタオルはレンタル(200円)、歯ブラシは有料で販売(100円)。
朝食・夕食
朝食:800円
夕食:1,200円
ごはんは併設の「喫茶ネコノシマ」(元職員室)でいただきます。
朝食・夕食は、宿泊者限定で要予約。
通常の喫茶としても営業(9:00~17:00)しており、コーヒーやアイスクリーム、1日10食限定のチキンカレーなどがいただけます。
ホステルの猫
ネコノシマホステルでも、たくさんの猫が飼われています。
人慣れしているので、廊下のベンチに座っているだけで、近づいてきてくれます。
膝に乗ってきたりして楽しいですよ。
※「客室に入れること」は禁止されていますので、必ず部屋の外で遊びましょう
まとめ
いかがでしたか?
離島ではただでさえ貴重なホステル&カフェですが、雰囲気もいいし猫と遊べるしで満足度も高かったです。
佐柳島自体も素晴らしいのですが、「ネコノシマホステルに来ること」自体が目的になってもいいくらい素敵な場所でした。
佐柳島を訪れる際には、立ち寄ってみてはいかがでしょう?
それでは。