フィリピン語学留学「1か月の費用」をすべて公開します!
フィリピンのバコロドにある「E-ROOM」という学校に、1か月(2023年の11~12月)の語学留学に行ってきました。
留学経験のない方は、「どのくらいお金がかかるのか」が気になるところだと思うので、費用を公開してみます。
「フィリピンの他の語学学校と共通する部分」も多いので、語学留学を考えている方は、「一つの例」として参考にしていただければ。
それでは、始めていきます。
全部でいくらかかった?
学費:175,000円
学費以外の支払い:約46,000円(後請求のテキスト代・電気代込み)
航空券:大阪ーバコロド往復で約60,000円
現地での生活費:約20,000円
かかった費用は、1か月(約4週間)の滞在でトータル約30万円。
ちなみに当時(2023年後半)のレートは、1ドル=150円、100ペソ=270円くらいでした。
内訳を説明します。
学費
学費は、「学習コース」「部屋のタイプ」「期間」の3項目で決まります。
僕は「学習コースはELS-B」「部屋は1人部屋」「期間は4週間」で17万5千円でした。
学習コース
僕はELS-Bという、「1日にマンツーマン6コマ+グループ1コマ」のコースを選びました。
コースはいくつか用意されていて、当たり前ですが「1日の授業数」が多い方が高額になります。
あとは、マンツーマンクラスの数が多いほど高額になります。
マンツーマンだと先生1人で生徒1人を見るので、単価が上がりますからね。
部屋のタイプ
部屋は1人部屋。
部屋のタイプは1・2・3人部屋がありますが、当然人数が少ない方が高くなります。
ただ、相部屋は、「いびきがうるさくて寝れない」などトラブルもよく聞きましたし、着替えやトイレなどにも気を使います。
「自室に他人がいる」というのがストレスになる人は、多少高くても1人部屋をおすすめします。
「自室でゆっくり休めない、勉強に集中できない」というのでは、「留学の意味」自体が無くなってしまいますからね。
期間
期間は4週間にしました。
僕は「本気で英語を覚える」というより、「旅行で使えるくらいでok」「語学留学を一度やってみたい」くらいのノリだったので、ちょい短め。
実際に現地で会った人は、2~3か月の人が多かったです。
ワーホリ準備やビジネス使用、資格取得等が目的なら、それくらいは必要なのでしょう。
学費以外の支払い
・入学手続き費用:15,000円
・SSP申請費用:6200ペソ(約16,700円)
・デポジット(最終日に返却):3,000ペソ(約8,100円)
・ID作成費用:200ペソ(約540円)
・テキスト代:1,300ペソ(約3,500円)
・電気代(4週間):2,600ペソ(約7,000円)
・水道代・管理費(4週間):1,200ペソ(約3,200円)
学費以外の支払いは約4万6千円。
テキストは「レベルチェックテスト」の後に決まるのですが、大体1,000~1,500ペソらしいです。
電気代は、最終日にデポジットと相殺になるのですが、ほとんど残りませんでした。
エアコンを毎日使っていたのもありますが、フィリピンは電気代が高いんですよね。
航空券
航空券は大阪-バコロドの往復で約6万円でした。
出入国日
E-ROOMは土曜入寮→土曜退寮と決まっているので、「行きは土曜着」、「帰りは土曜発」の便にする人が多いです。
僕はフライトの日程を少しずらして、安い便にしました。(金曜着の便にして、金曜の夜は安宿に泊まるなど)
ただ、フィリピンビザの無料期間は30日。
1か月(4週間)留学の場合は、出入国の日付をずらしすぎると、超えてしまう点は注意です。
空港ピックアップ
多くの語学学校では、空港まで車で迎えに来てくれる「空港ピックアップ」を行っています。
初海外や女性一人など、「自分で移動するのが不安な人」は利用してもいいと思いますが、僕は節約のため、バン(小型バス)で市内まで移動しました。
・空港ピックアップ:3,000円
・配車アプリのグラブ:1,000ペソ(約2,500円)
・バン:350ペソ(約900円)
僕がバコロドの空港に到着したのは夜11時ごろでしたが、「空港→バコロド市内」のバンはありましたよ。
現地での生活費
僕の現地での生活支出は、1か月で約2万円でした。
「最低限の生活費」は、すでに払い終わっている
主に「休日の外食や旅行にかかった費用」で、あとはトイレットペーパーとインスタントコーヒーを買ったくらいです。
そもそも、寮費や食費、水道代はすでに払い終わっているので、頑張れば「1か月1万円以内」でも可能だと思います。
・寮の滞在費
・休日含め朝昼晩の3食
・水とお湯(ウォーターサーバー)
・1日おきの掃除と洗濯
節約したいなら、外食・外泊を極力減らせばいい。
市内の移動も、ジブニー(小型の乗り合いバス)を使えば1回100円もかかりません。
物価はそこまで安くない
「現地での支出」の大部分は、「休日の遊び代」や「生活必需品以外の買い物」、「外食」です。
僕も休日は、フェリーで隣の島へ行って1泊したり、バスで1~2時間かけて別の街へ遊びに行ったりしていました。
ただ、フィリピンは「アジアの途上国」とはいえ、一部のショッピングモールやバー、レストランなどは日本と同じかそれ以上の物価。
「せっかく海外に来たから」と、週末のたびに遠出していると、万単位でお金が飛んでいきます。
まとめ
学費:175,000円
学費以外の支払い:約46,000円(後請求のテキスト代・電気代込み)
航空券:関空ーバコロド往復で約60,000円
現地での生活費:約20,000円
合計:約300,000円
1か月で30万円が「高いか安いか」は賛否あると思います。
僕は「マンツーマン多め・1人部屋」を最優先にし、その中で安いところを探した結果、E-ROOMにたどりつきました。
「1日にマンツーマン6コマ」でこの料金は、調べた中で一番安かったです。
バコロドは治安の良い地方都市ですし、「日本人少なめ」「都会ではない」などが気にならなければ、割とおすすめできる学校でしたよ。
それでは。