フィリピン留学中の生活ってどんな感じ?
フィリピンのバコロドにある「E-ROOM」という英語学校に、1か月(2023年の11~12月)の語学留学に行ってきました。
この記事ではフィリピン留学中の「学業以外の日常生活の部分」をお伝えします。
それでは、始めていきます。
学生:韓国人が6割
まずは、「どんな学生がいるのか?」です。
E-ROOMは韓国資本なので、在籍する学生は韓国人が一番多いです。
僕のいた11~12月は、
・韓国人:60%
・日本人:30%
・その他(中国・台湾・ベトナムなど):10%
といった感じでした。
男女比はほぼ半々。家族連れや高齢の方(70歳くらい)もいましたね。
自室:文句なし
校舎は1階が教室やロビーなど、2・3階が寮になっています。
2階が女性、3階が男性専用フロア。女性フロアは男子禁制です。
僕は1人部屋(バスルーム付き)でしたが広さも十分(10~12畳くらい)で、ダブルベッド、机と椅子が2セット、大きなクローゼットなどが備え付け。エアコン・冷蔵庫もありました。
洋式便器はトイレットペーパーも流せるし、シャワーはすぐにお湯が出るし、水回りもアジアレベルではかなり清潔なほうでした。
洗濯物は、週3回回収→2日後くらいに返却。
部屋の掃除も、洗濯物の回収と同じタイミングで週3回やってくれます。
学食:休日も3食食べ放題
食事は休日も含めて3食すべて出ます。
食費は学費に含まれているので、追加料金はありません。
E-ROOMはオーナーが韓国人だからか、ビビンバなど韓国系の料理が出ることもあります。キムチは毎回ありました。
基本は、ごはん+主菜や副菜が数種類ずつと、野菜、フルーツ、スープなどがバランスよく出されます。
朝は「パンと卵焼きとベーコンとサラダ」みたいな一般的なものも多いですし、フィリピン料理も多いです。
ネット調べると「E-ROOMの食事はまずい」と不評でしたが、個人的には十分美味しくいただけました。
ビュッフェ形式で食べ放題なのもうれしいですね.。
放課後:門限23時
授業は遅くても18時には終わり、門限が23時なのでその間は外出可能です。
近くにスーパー、コンビニ、レストラン、飲み屋などはあるので出かける人も多かったです。
ただ、宿題や予習・復習をちゃんとやるなら、そこまで時間はないですね。
僕は、「散歩」か「スーパーに買い物に行く」くらいでした。
休日:買い物、旅行
土日は学校も休みです。
休日も3食出るので、外出せずに寮で勉強したりのんびりすることもできますが、だいたいみんな出かけますね。
僕はダウンタウンへ散歩&買い物に出かけたり、ちょっと遠出して観光地に行ったり、隣町に行って1泊したりしていました。
外出して、現地の人たちと英語で会話するのも勉強になりますしね。
また、「離島でシュノーケリングツアー」など学校主催のアクティビティも月に1~2回ほどあります。
学生同士仲良くなりやすく、良いとは思いますが、ちょっと高かったので僕は参加していません。
通信環境:部屋でWi-Fiが繋がらない
日常生活で唯一問題だったのが、自室ではwifiがつながらないこと。
ルーターが弱いのか、1階に行かないとつながりません。教室が1階なので授業中は問題ないんですけどね…。
なので僕は、スマホに「Smart」というフィリピンのsimを入れて、安いプランのみ契約。
部屋では、重い動画などは見ないようにしていました。(simカード自体は学校の受付で買えます)
治安:かなり良い
学校周辺やバコロド中心地の治安は「かなり良い」と感じました。
現地のフィリピン人に聞いても、「フィリピンで治安が悪いのは、マニラとミンダナオ島の一部だけ」とのこと。
ちなみに、フィリピンの2021年の殺人発生率は158か国中60位と、ヨーロッパ諸国や日本ほより悪いですが、40位のアメリカよりは良いです。
近年は、ドゥテルテ政権が行った「犯罪防止キャンペーン」により犯罪率も低下傾向。
エリアにもよりますが、夜もみんな普通に出歩いていましたし、ほかのアジアの国に比べてもかなり平和そうでした。
もちろん、「夜に女性の一人歩きはしない」「貴重品の管理は厳重にする」など最低限の対策は必要です。
まとめ:地方都市アリかも
個人的に、E-ROOMの生活環境に全く不満はありませんでした。
バコロドという地方都市にしたのも個人的には正解で、学校周辺は緑もあってのんびりしてますし、中心地もコンパクトで移動しやすかったです。
生活環境は学校によってかなり違うので、留学を検討されている方は、事前に口コミなどを確認しておきましょう。
「日本人スタッフがいるかどうか」「学生の国籍や年齢層の傾向」「学校のある地域の特色」などは調べておいた方が良いです。
治安を気にするなら、マニラやセブなどの大都市より地方都市の方が良いかもしれませんね。
それでは。